秦野市指定の重要文化財

  • 絵画束帯天神像掛幅(かいがそくたいてんじんぞうかけふく)
  • 平成22年指定

概要

  • 縦:62.0センチメートル
  • 横:36.0センチメートル
  • 形状:掛幅
  • 材質・技法:絹本・着色
  • 落款・印章:なし
  • 時代:室町時代

 市内最古の「束帯天神像」の絵画です。この作例は、束帯姿の菅原道真が繧繝縁(うんげんべり)の上げ畳に坐す姿で描かれています。天神は、笏(しゃく)を右手に持ち、左手で上端を押さえる通例の姿をしています。室町時代では天神像が描かれたものは極少ないことから重要な作例です。また、紙ではなく絹に描かれている点も貴重な絵画です。
 また、この作品には、享保十五年(1730)に養泉院住職の仲介により、鎌倉の宝戒寺(ほうかいじ)からこの絵を譲り受けたという文書が付属しており、歴史資料としての価値もあります。