稲荷神社の公孫樹

秦野市指定の天然記念物

稲荷神社（いなりじんじゃ）の公孫樹（いちょう）
昭和46年指定

概要

　渋沢曲松の稲荷神社には、大きなイチョウの木があり、市内で最も古い巨木のひとつです。高さ約25メートル、根回り約4メートルもある大木で、樹齢は約400年余りといわれます。イチョウは、裸子植物イチョウ科の1属1種の植物で、日本、朝鮮、中国にしか分布しない雌雄異株の落葉高木です。また、稲荷神社は昔から養蚕農家の信仰が厚く、かつては2月の午の日に競馬の神事が行われ、賑わいをみせたそうです。