曽屋水道について
明治23年3月に給水を開始した「曽屋水道」は、横浜・函館とほぼ同時期に、全国的に極めて早い時期に建設された簡易陶管水道・白営水道としては日本初(諸説あり)の近代水道です。
曽屋水道は、神奈川県に技術者派遣を依頼したほかは、計画策定、施工、資金調達など秦野町の住民主体によるもので、財政負担を抑制するため、安価で衛生的に給水できる愛知県常滑製の陶管を採用しました。
この取り組みは内務省からも画期的な先進事例として紹介され、全国から視察が相次ぎました。
常滑町でも曽屋水道の事例を、明治36年大阪での内国勧業博覧会で紹介し、陶管による簡易水道の取り組みが両町の発展に大きく寄与しました。
先人たちの熱意と努力の結晶ともいえる「曽屋水道」の足跡を学びます。
講演会
- 日 時:令和7年10月25日(土)午後1時~3時(入場は午後0時30分~)
- 会 場:本町公民館 2階 多目的ホール
- 講 師:小栗 康寛 氏(とこなめ陶の森資料館 主査学芸員)
- 定 員:80人(当日先着順)
- 参加費:無料(会員以外は資料代200円負担)
登録記念物「曽屋水道記念公園」見学会
- 日 時:令和7年10月25日(土) 午前10時~10時30分、午前11時~11時30分の2回
- 会 場:曽屋水道記念公園(秦野市水神町9-23)
- 集 合:現地集合 ※駐車場がないため、バスまたは徒歩(本町公民館から10分)でご来場ください。
- 参加:自由参加
問い合わせ
秦野歴史おこしの会 佐藤 ☎090−9835−9899